東松島市社会福祉法人連絡会として個別支援に取り組んでいます

「~制度の狭間問題を抱え、サービス利用ができない方への支援~」
61歳、男性、一人暮らし。訪問したところ、ベットで寝たきり状態、起き上がりもままならず、トイレに行くのも困難、食事も用意できない、意欲低下もみられる状況、仕事もしておらず、無収入でした。
本人の状態から、介護保険制度や障害福祉制度も検討しましたが、何の制度にもつながらず、サービスが利用できない、制度の狭間にいる状況でした。
「社会福祉法人連携での支援」
■8月24日と9月8日に法人連絡会で「困難事例検討会議」をオンラインで開催。ご本人は病院に一時入院ができ、体調も回復し、シルバーカーで歩行ができるようになった状況などを共有し、社会福祉法人としてできることはないだろうか検討を重ねました。
■各法人施設の浴室を借りて、本人の入浴支援を行うことにより、施設までの送迎は社協で対応、各施設スタッフの協力により入浴支援を毎週行うことになりました。
■ご本人の状態から自立支援医療制度につながれば障害サービスの利用が可能になるとのことで、それまでの間、社会福祉法人連絡会が連携・協働して支援を行うことにしています。
 また、地域のボランティアが月1回のお茶会でつくってくれた手作り弁当を本人に提供していただけることにもつながりました!